根本的な部分から問題を解決

医療や介護といった職場環境では、人間関係が良好ではない場合がしばしば見受けられます。様々な考え方を持って働いている人が多いため、互いの意見がぶつかり合ってしまうことが原因になりやすいのです。しかし、互いの利害関係が一致していて考え方も合っているものが一つ見出だせるだけで状況は改善していく傾向があるため、努力をして解決することは可能と言えます。

改善策としてできるのは上司の問題を掲げる方法です。現場で働いていると上司に対して不満を抱くことがあり、その共通理解を基にして看護師同士の人間関係の再構築を行うことができます。共通見解として上司に意見したいこと列挙することができれば、上司に対してそれを進言するために一致団結することが可能になるのです。

人間関係に関して問題を抱えているとしても、現場を改善したいという考え方を持つ人は多くいます。その点で同意を得られれば上司に進言してより良い職場を作ろうという形ができあがるのです。その内容の中に現場教育についての改善や、人間関係に関わる問題点を含めると良いでしょう。上司を通して職場の教育体制や管理体制が変わっていくことにより現場の状況を一新することができるのです。

人間関係を始めとする様々な問題は、根本的な体制から改善することでようやく解決に向かうことが多くあります。その働きかけをするには現場の看護師が決起しなければならないという自覚をそれぞれが持つと、人間関係の問題を越えて現場の改善のために協力できるようになるのです。